長屋形式のアパート
引き続き土地を探しており、いくつか土地の情報を手に入れてはボリュームチェックを行っております。東京都の場合には土地の形状が旗竿だったりで間口が4m未満の場合には必然的に長屋形式のアパートしか建てれないので長屋のプランを入れることになります。(未確認のtwitter上での噂では品川区は4m以下でも共同住宅が建てれるらしいです)
そんな中で建築士よりこの先、東京都の安全条例が見直される可能性があるという話を聞きました。
「東京都建築安全条例に基づく長屋に係る建築基準等についての見直しの考え方(案)」について、都民の皆様の御意見を募集します | 東京都都市整備局
延床300㎡以上、もしくは10戸以上の場合に見直されますので300㎡以下、9戸以下の場合にはいままでと同様になります。要点だけ抜き出すと
- 主要な出入り口までの通路幅が2m→3m必要になる
- 開口部(主要な窓)から道路までの通路を50cm確保する
- 主要な出入り口までの通路の長さが35mを超える場合通路幅が4m必要になる
上記の見直しを検討しているようで、実際に施行されるかはわかりませんが可能性は高いのではないでしょうか?
実際に施行された場合には上記に抵触する物件は既存不適格になりますし、いまから建築する物件に関しても上記の条例を見越した設計にしておいたほうが無難かもしれません。既存不適格になるといっても融資が出ないほどの話ではないと思いますので割り切っても問題ないかと思いますが判断は自己責任で。